不妊治療4年目のすももブログ | IVFなんば

IVFなんばで不妊治療中のアラサーすももの治療記録や独り言

IVFなんばのデメリット 3つ

先日メリット①を書いたので、デメリットをまとめて書こうと思う。

1)診察受付時間が最終15時(超音波のみは15時半)なので、フルタイムで働いている人は通院が大変。

IVFなんばは完全予約制で、最終受付時間は、下記のように内容によって異なる。

診察がある場合は、最終15時
超音波のみの場合は、最終15時半
至急採血+診察や超音波の場合は、最終14時※

※予約時間は15時となるのだが、採血の検査結果を待ってから診察や超音波を行うため(この時の採血を至急採血と呼ぶ)、この至急採血がある場合は予約時間の1時間前に行って先に採血を済まさなければならないのである。だから最終の15時で予約をとれたとしても、病院で受付をするのは14時となる。14時に採血を終えた後は診察で呼ばれる15時まで外出してても構わない。
また、この15時や15時半の枠はわりとすぐに予約が埋まっている。私みたいに仕事をしていて早退する必要のある人は、できるだけ遅い時間帯の方が都合が良く人気なのだろう。次週以降の予約だと、この15時や15時半の予約が取れることもあるが、急遽明日や2〜5日後に予約を取るとなると、この最終受付時間は大概予約が埋まっている。そういう場合は13時や14時に予約することになり、結局仕事は半日休む必要がある。

 

2)朝イチの9時で予約・来院した場合、沢山の会社員とエレベーターで遭遇し、同乗者には行き先が不妊治療クリニックだとバレる。

朝イチの予約は9時で、この時間は予約も取りやすく、比較的診察等も早く終わって帰ることができるので、私はよく使う。
9時受付→9時半病院出る→10時半までに出社可能なため、あまり仕事に穴を開けないで済むのである。

そもそもIVFなんばはとあるビルの3階にあるのだが、そのビルの3階以外は大手印刷会社が全て入っている。
つまり、このビルのエレベーターに乗ってる人は、IVFなんばの患者か会社員の二択。
そしておそらく始業が9時なのだろう、9時前に病院へ行くとエレベーターで大勢の会社員と遭遇する。
このエレベーターでは、3階で降りる人=IVFなんばへ行く人となるので、3階でおりると必然的に「この人は不妊治療してるんだ…」とわかってしまうのだ。
今ではもう慣れたものだが、私は最初の頃これが結構嫌だったので、デメリットとさせてもらった。

 

3)担当医制ではないため、毎回先生が変わる。

予約画面で、〇日は〇〇先生と〇〇先生が担当と名前が表記してあるため、希望する先生がいれば指名して予約することができるが、毎回予約したい日に希望する先生がいるとは限らないし、人気の先生は早めに埋まってしまうため、この先生にお願いしたいなぁと思っていてもそう簡単には願いは叶わず、毎回違う先生に診てもらうことになる。

(ちなみに私は迷わず医院長先生が第一希望なので、医院長先生がいる日にできるだけ予約を入れるようにしている。ただ直近の予約だと医院長先生は埋まっていることが多いので、取れないときもある…さすが医院長先生だなぁと感じている。)

ただし、”超音波のみ”もしくは”至急採血と超音波”で予約を入れる場合は、先生の指名ができないのである。だから、「超音波は必ず女性の先生が良い!」と思ってる人には、男の先生になる可能性が大いにあるため、デメリットの一つと言えよう。

補足として、毎回違う先生に診てもらえることについては、私はメリットに感じている。先生の数だけ、治療について色々な考えや助言を聞くことができるからだ。
以前のクリニックでは院長先生一人だったため、その先生の言うこと次第で看護師だって私だって動いていた。IVFなんばに転院して色々な先生に診てもらって気付いたが、先生によっても進める検査や治療方針が若干異なるため、私たち夫婦も複数の意見や選択肢を元に治療を選択していけるから、メリットと感じている。

例えば、A先生は「すももさんには〇〇の検査(不育症系)はまだ早いと思うから、治療を先に進めていきましょうか。」と言われる。別の日にB先生に意見を聞いてみると、「この若さでこれだけ治療して妊娠できていないから、〇〇の検査(不育症系)も先にやっといても良いと思うよ。検査結果出るのにも一ヶ月かかるものもあるし。もし検査に引っかかるようなところが見つかれば、それを改善できない限り、どんなに治療続けても妊娠は難しいから、先にできる限りの検査しておくっていうのも一つの手だよね。ただし、お金がかかるから、強制はしないよ」と言ってくれたのです。

私は、B先生の意見を聞いたとき、不育症に関する検査をすることを即決した。詳しくは別の記事で書こうと思うが、不育症の検査2つを行って、結果2つとも引っかかり、自分が不育症なんだと分かった。

とても辛かったが、このまま胚移植を続けてても妊娠できなかっただろうから、私はこの検査を早めに行って良かったと思っている。だから、複数の先生に診てもらって意見を聞くことができる点は、メリットに感じている。