不妊治療4年目のすももブログ | IVFなんば

IVFなんばで不妊治療中のアラサーすももの治療記録や独り言

不育症の検査時期について 早めにした方が良い?

私が妊娠出産に至らない最大の理由は不育症で、不育症の人は何度良好な胚を移植をしてもなかなか妊娠出産まで至らないのである。

私の通ったクリニックでもそうだが、現在の日本の不妊治療クリニックでは、不育症の検査は、良好な胚移植を何度行っても妊娠出産に至らない人に進める検査となっているみたい。
 
私は少しでもこの検査を迷っている人や気になっている人がいるとするならば、早めに受けた方が良いと思っている…お金がかかるし気持ちの問題もあるから一概には言えないけれど、過去にこの検査をしようかどうか迷っていた当時の自分に会えるなら、早く受けなさいと言ってあげたかった。
何なら不妊治療クリニックに初めて行った時に受ける初回の検査の時点で、説明があって任意で受けれるような仕組みになっていた方が、良いとも思っている。
 
それは現に私がタイミングから顕微受精まですべて行ってもなかなか妊娠に至らず、妊娠できず散々落ち込んだ末に、病院側から不育症検査を進められて受けた結果、複数の項目に引っかかっており不育症と分かったからである。
不育症は、着床障害の要因でもあり、着床したとしても流産になりやすいのだ。妊娠も、妊娠できたとしても出産すらも、ハードルが高いのだ。
この検査結果を聞いて、今まで先生や看護師に「今回は好条件が揃っているから大丈夫だよ」「若いからきっと大丈夫よ」と何度言われても妊娠できなかった自分にやけに納得したと同時に、あまりにも重い現実に、未だにこの”不育症”という三文字は口にしたことがない。
 
今は、胚移植を一旦お休みしていて、同種免疫異常の治療で夫のリンパ球を移植しているが、「もっと早くに不育症の事を知って検査を受けていれば良かったなぁ」「今までの不妊治療に費やした時間やお金は無駄だったのかなぁ」なんてこれは結果論だがら言ってても仕方がないが、現に私はこんな風に後悔をしたから、迷っている人がいるのであれば、受けることをおすすめしたいのである。